白砂山・沢ノ池・上ノ水峠

三宝寺バス停付近の入口（平成24年（2012）8月15日、管理人撮影）

　以前、鷹峯から上ノ水峠まで行ってみたことがあります。

　その時は北区に住んでいたから、起点が鷹峯になったのですが、今年の3月に右京区に引っ越しましたので、今度は右京区から上ノ水峠を目指してみました。

　まず右京区宇多野にある福王子の交差点を北西に500mほど進むと、JRバス三宝寺バス停があり、バス停手前に小川が流れていますので、その橋の手前の道（外部リンク）を北北東に進みます。300～400mほどで入口になります。
　

沢山への入口（平成24年（2012）8月15日、管理人撮影）

　「沢山」と書いてある看板を進みます。

沢山への入口（平成24年（2012）8月15日、管理人撮影）

沢山への道（平成24年（2012）8月15日、管理人撮影）

　途中で分岐があり、右側に進むとここから白砂山です。

白砂山への分岐（平成24年（2012）10月8日、管理人撮影）

　しばらく歩くと再び分岐点があり、右側を歩きます

白砂山への分岐２（平成24年（2012）10月8日、管理人撮影）

　白砂山は標高268mの小山です。

　頂上は見たとおり、薮ばかりです。

白砂山の頂上（平成24年（2012）10月8日、管理人撮影）

　しばらく歩くと岩が露出した場所になります。

　地図上では500mほどですが、アップダウンがあるため、意外と時間がかかります。

沢山への道（平成24年（2012）8月15日、管理人撮影）

　写真下のように途中に岩が立ちはだかっており、これを乗り越えなければなりません。

沢山への道（平成24年（2012）8月15日、管理人撮影）

　岩を乗り越えると、急な登り坂になります。

沢山への道（平成24年（2012）8月15日、管理人撮影）

沢山への道からみた白砂山と京都市街（平成24年（2012）8月15日、管理人撮影）

　途中、写真下のような岩があります。

沢山への道の岩（平成24年（2012）8月15日、管理人撮影）

　立木が多く、周囲の見渡しが悪く、しかも何もありません。

　

沢山への道（平成24年（2012）8月15日、管理人撮影）

　そのまま屋根道で仏栗峠（ほとぐりとうげ）に向かいます。

　仏栗峠までは屋根道なので、アップダウンは少なく、かなりあっさりと行けるのですが、あとで距離を測ったら1.2kmもありました。

仏栗峠への道（平成24年（2012）8月15日、管理人撮影）

　屋根道を進むと三叉路に到着します。

　この道を北に向かって進むと、京都一周トレイル82番の標識につきます。これが仏栗峠（ほとぐりとうげ）です。

　仏栗峠は標高410mの地点にあり、三叉路となっています。ここを西に進むと高雄に、北東に進むと沢山に、北に進むと沢ノ池につきます。

　今回は北に進みます。ここから京都一周トレイルを歩きます。

仏栗峠手前の三叉路（平成24年（2012）8月15日、管理人撮影）

沢ノ池への道（京都一周トレイル81番）（平成24年（2012）8月15日、管理人撮影）

沢ノ池への道（平成24年（2012）8月15日、管理人撮影）

　沢ノ池に到着しました。池といっても南北500mに及ぶ、湖といってもいいほど大きな池です。このような大きな池なのですが、周囲はすべて私有地だそうです。そのため樹木伐採・山菜採取などは禁止されています（森林法197条により3年以下の懲役になるのだそうです）。

沢ノ池（平成24年（2012）8月15日、管理人撮影）

　沢ノ池は、京都市内では数少ないきれいな池だそうで、水質生物の学術調査も行われている貴重な池だそうです。溜池として江戸時代に造られたといい、池の水は地下水路をへて、新丸太町通付近の田畑を潤すため、昭和50年代まで使われていたそうです。

　現在国の酸性雨調査ポイントとして調査が続けられており、高度経済成長の昭和45年ころから酸性化が進んでいるそうです（…と看板に書いてある）。