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南正台(平成23年(2011)3月20日、管理人撮影)
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京城(フエ旧市街)をめぐる城壁のうち、オープンではないものの、上近くまで登ることができる場所は何カ所かありますが、門についてはほとんど登ることができません。
京城(フエ旧市街)の城壁は稜堡と呼ばれる張り出しが東西南北の四面に合計24箇所あり、十字砲火を形成するようになっています。
フエにある稜堡のうち、南側中央にあるのが南昌台で、ここには旗台(フラッグ・タワー)が位置しています。旗台にはヴェトナム国旗が掲揚され、神聖視されているため、南昌台に登ることはできませんが、南昌台のすぐ西側にある南正台には登ることができます。
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南正台(平成23年(2011)3月20日、管理人撮影)
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南正台に登るには、南正台と広徳門の間にある緩やかな坂を登り、右側に行くと着くのですが、城壁に沿って左側に行くと、本来ならば行くことができないはずの広徳門の上に着き、そのまま門楼の上に登ってしまいました。
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南正台より広徳門をみる(平成23年(2011)3月20日、管理人撮影)
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広徳門(平成23年(2011)3月20日、管理人撮影)
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下が広徳門の門楼からみた南正台なのですが、台形状に張り出した稜堡には銃眼が設けられていることがわかります。
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広徳門より南正台をみる(平成23年(2011)3月20日、管理人撮影)
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広徳門より午門をみる(平成23年(2011)3月20日、管理人撮影)
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次に皇城(阮朝王宮)を一周してみることにしました。
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皇城の西側の城壁(平成23年(2011)3月20日、管理人撮影)
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京城(フエ旧市街)とは異なって、皇城(阮朝王宮)は直線的でありながら、東西南北の中央に一箇所づつ張り出しがあることに気付きます。
この張り出しは「台」と呼ばれる防備施設で、皇城の東西南北の中央に一つづつ4箇所あります。皇城は堀で囲まれているため、皇城に入るには東西南北一つづつある門から入らなければなりませんが、橋は門ではなく、台に架かっているため、皇城内部に入るためには一旦台の前を通らなければなりませんでした。
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皇城北側の城壁(平成23年(2011)3月20日、管理人撮影)。北台がみえる。
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崩れた皇城北側の道(平成23年(2011)3月20日、管理人撮影)。北台がみえる。
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『大南一統志』には橋は東西北に一箇所づつあるだけとなっていますが、北側に堤のような橋があります。
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皇城北側の堤(平成23年(2011)3月20日、管理人撮影)
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皇城北側の堤かたみた北台(平成23年(2011)3月20日、管理人撮影)
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東側に回ってきました。東台は修復がおこなわれておらず、寂れた風情が漂っています。
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東台(平成23年(2011)3月20日、管理人撮影)
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東台は寂れていますが、東門である顕仁門は修復が行なわれているため、美麗さを保っています。顕仁門は啓定8年(1923)に現在の姿に改造されています。
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顕仁門(平成23年(2011)3月20日、管理人撮影)
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午門(平成23年(2011)3月20日、管理人撮影)
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午門(平成23年(2011)3月20日、管理人撮影)
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